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翻訳者とは?通訳者との違いは?の疑問にプロがわかりやすく答えます|仕事内容・年収・働き方も紹介!

翻訳者って結局何者なの?
具体的にどんなことしてるの?
通訳とは何が違うの?

こんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

実はあんまり知られていない翻訳者の生態。

ここではプロとして10年生活するプロ翻訳者が、「翻訳者」の実態を大曝露します!

翻訳が気になるあなた。

翻訳者になりたいなと思っているあなた。

そんな人はぜひ読んでいってくださいね!

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目次

翻訳者ってどんな仕事?

そもそも翻訳ってどんな仕事なのでしょうか?

ここではまず、翻訳という仕事について、いろいろな切り口からみていきたいと思います。

翻訳者とは?

翻訳者とは、ざっくり言うと、外国語を日本語に、または日本語を外国語に変換する仕事です。

誰でも一度は、外国の物語を読んだことがありますよね?

もともとは外国語で書かれた物語を日本語で読むことができるのは、翻訳者が外国語を日本語に直しているからです!

翻訳者が扱うのは、主に文字で書かれた文章です。

ただし、映画や動画の翻訳では例外的に、録音された音声を扱います

  • これは字幕翻訳吹替翻訳と呼ばれます

翻訳の対象となるメディアはさまざまで、

  • 書籍や絵本などの出版物
  • 企業がビジネスで使う各種資料や書類
  • 映画や動画
  • ゲームやマンガ

など、とても幅広いのが特徴です。

翻訳者の仕事内容

翻訳者は、外国語を日本語に、または日本語を外国語に変換するのが仕事です。

翻訳の仕事の基本的な流れは次のとおりです。

STEP
クライアントが仕事を発注する

翻訳が必要な案件が発生したら、クライアント(顧客)が翻訳を発注します。

このとき一般的には、翻訳会社に翻訳を発注します。

翻訳会社にはたくさんの翻訳者が登録しており、翻訳会社は案件のたびに適任の翻訳者に翻訳を依頼します。

STEP
翻訳作業をする

翻訳者が翻訳をします。

案件は、SNSで使うような短いものから、書籍などのようにかなり長いものまでさまざまです。

STEP
翻訳が終わったら納品をする

翻訳者は翻訳を翻訳会社に納品します。

翻訳会社の社内で翻訳のチェックや体裁の調整がおこなわれた後、クライアントに納品されます。

案件によっては、このほかにもいくつか工程があることもありますが、大枠ではこのような流れになります。

翻訳者の年収

翻訳者の年収は、扱うメディアや働く時間、働き方などによっても違いますが、翻訳者の中で最も多い「産業翻訳者」の年収は、平均500万円前後です。

産業翻訳者とは?

企業がビジネスで使う文書を翻訳する翻訳者。
実務翻訳と呼ばれたりもする。
翻訳者の約8割が産業翻訳者(JTF2017年度翻訳白書より)。

翻訳者の年収については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

 翻訳者の年収についてはくわしくはこちら!

翻訳者の働き方

翻訳者には、主に3つの働き方があります。

フリーランス(在宅翻訳者)

翻訳者の中で最も多い働き方です。

企業に就職せず、在宅で翻訳会社から、またはクライアントから直接翻訳の仕事を受けるスタイルです。

翻訳者の中には、自分で会社を立ち上げる人もいます

こうした人は厳密にはフリーランスではありませんが、「企業に雇われない」という意味であえてこちらに含めます。

翻訳者全体の約90%がこの働き方をしています(JTF2017年度翻訳白書)。

派遣社員

派遣社員として、企業の中で働くスタイルです。

比較的経験の浅い翻訳者や、安定した収入を得たい翻訳者が派遣を選ぶケースが多いようです。

以前は企業に出向く案件がほとんどでしたが、コロナウイルス感染症の拡大に伴って、在宅でできる派遣求人も増えています。

正社員

企業の正社員として働くスタイルです。

翻訳専業というよりも、通訳や他の業務と兼任するケースが大半です。

翻訳の種類について

翻訳と一口に言っても、実はいくつか種類があります。

翻訳業界では、一般的に次の3つのジャンルに分類することが多いです。

出版翻訳

出版翻訳は、書籍を翻訳する仕事です。

主なジャンルは次の5つです。

  1. ノンフィクション(実用書やビジネス書)
  2. フィクション(文学やファンタジー)
  3. 児童書(絵本、児童文学)
  4. 絵本
  5. 雑誌(ニュースや経済誌など)

映像翻訳

映像翻訳は、映画やドラマなどに含まれる音声を翻訳する仕事です。

主なジャンルは次の3つです。

  1. 字幕翻訳:映像の音声情報を、文字情報として画面に表示する
  2. 吹替翻訳:映像の音声情報を、日本語の音声に置き換える
  3. ボイスオーバー:映像の音声を小さくして、そこに日本語の音声をかぶせる(ニュースなどでよく見かけますよね!)

実務翻訳

実務翻訳は、企業や官公庁から発生するビジネス文書を翻訳する仕事です。

主なジャンルは次の6つです。

  1. IT
  2. 特許
  3. 医薬
  4. 金融・経済
  5. 法律・契約書
  6. その他

翻訳の種類については以下の記事でも詳しく解説しているので、興味がある人はぜひ読んでみてください!

 翻訳の3つの種類

どうやったら翻訳者になれるの?

では、翻訳者にはどうやったらなれるのでしょうか?

ここでは、翻訳者になる方法を大まかに説明します。

1)英語スキルを高める

翻訳は英語を使う仕事なので、英語スキルがないと話になりません

一般的にはTOEIC800点以上の英語力が必要です。

 翻訳者に求められる英語力

2)翻訳学校に通う

英語スキルだけで翻訳者になることはできません。

翻訳は、これまでわたしたちが習ってきた学校英語の訳とはまったく違うものだからです。

翻訳を仕事にしたいのであれば、翻訳スキルの習得が必須です。

翻訳スキルは独学でも身につけることができますが、スクールに行くのが近道です!

[icon class=”fas fa-arrow-circle-right”] 翻訳スクールの選び方

3)翻訳会社のトライアルを受ける

翻訳者として働いている人のほとんどは、翻訳会社に登録して仕事を受けています。

翻訳会社に登録するには、トライアルと呼ばれる試験を受けて合格する必要があります。

トライアルの合格率は、一般的に20%以下と考えてOKです

トライアルに合格し、翻訳会社から定期的に仕事の依頼が来るようになれば、晴れて「翻訳者」です!

 トライアル徹底解説!

通訳者との違いとは?

翻訳と似た英語専門職に、通訳があります。

通訳と翻訳では、同じ英語専門職といえども仕事の内容が大きく異なります。

ここでは通訳の仕事内容と、翻訳との違いについて説明していきます。

通訳とは?

会議などにおいて、外国語の音声をそのまま日本語に、さらに日本語の音声を外国語に訳す仕事です。

通訳が活躍する場は幅広く、国際会議や学会などの専門性の高いものから、企業内での商談や工場案内、さらには観光や病院、来日有名人のアテンドなどさまざまです。

翻訳との違い

スピード感

通訳は、スピード感が重要な仕事です。

通訳がもたもたしているとスムーズな会話の流れが遮られ、本来の主役である話者に大きなストレスが生じます

このため通訳者には、会話をしている人のリズムを乱さないようスピーディーに訳すことが求められ、仕事中はゆっくり辞書を引いたり訳を考えたりする余裕はありません。

一方で翻訳者には、訳文を考えるのに十分な時間が与えられます

翻訳者は最終的な納期までに訳文を提出すればいいので、その期限までであれば、いくら熟考・推敲してもかまいません。

正確さ

通訳にもある程度の正確さは求められますが、通訳では正確さよりもスピード感の方が大切です。

細かい部分が正確でも訳出が遅く会話のテンポを乱してしまうより通訳者よりは、枝葉の部分はある程度省略しても、会話のリズムを乱さない速度でスムーズに訳せる通訳者の方が評価されます。

一方で翻訳では、正確さはとても大切です。

そもそも翻訳が必要な文書は重要なものが多く、細かい数値のミスがあとあと大きな問題になることもあります。

翻訳者は、原文の意味を十分に理解したうえで、正確な訳文を作成することが求められます。

仕事場所

通訳者は、基本的に仕事先に出向いて通訳をします。

国際会議であれば会議場、社内会議であれば先方の会社などです。

ただし、コロナの影響で遠隔通訳が普及し、状況は大幅に変わってきています。

遠隔通訳とは?

ZoomやTeamsなどのオンラインミーティングツールを使って、自宅から企業の通訳案件に参加する方法。
コロナの影響で爆発的に普及しました。

翻訳者は、大半が自宅など個々人の都合のよい環境で作業をしています。

社内通訳など、最初から客先での対応が求められる案件をのぞいては、基本的に働く場所は自由です。

言語方向

通訳者は、外国語→日本語だけでなく、日本語→外国語の両方に対応します。

想像してみてください。

たとえば外国人との会議に通訳をお願いしたとき、外国語→日本語しかできない通訳者では困りますよね?

日本語→外国語もできないと、こちらの発言した内容が相手に伝わらないからです。

その点翻訳者は、外国語→日本語、日本語→外国語のどちらかだけできればOKです!

もちろん両方対応する人もいますが、外国語→日本語または日本語→外国語のどちらかの案件しか引き受けない人もたくさんいます。

翻訳の仕事の将来性

最近はGoogle翻訳などの機械翻訳がかなり発達してきています。

業界初心者の中には、

これから機械翻訳が発達してきたら、翻訳の仕事はなくなるんじゃ・・・

と心配する方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん業界内でも、そのような悲観論は確かにあります。

ただ、翻訳という仕事が完全になくなることはないというのが大半の見方です。

その理由は主に次の2つです。

  • 機械翻訳が完全に人間翻訳に取って代わるのはむずかしい
  • 機械翻訳が普及しても、人間によるチェックは不可欠

機械翻訳の精度があがっていることは確かですが、機械翻訳には得意な分野と苦手な分野があります

たとえば、訳文に表現の豊かさや世界観の表現が求められる出版翻訳や、一定の字数制限がある中で翻訳する字幕翻訳などは、今後も機械翻訳の導入がむずかしいと言われています。

また、機械翻訳はことばの意味を理解して訳しているわけではありません。

過去の訳文をもとに統計処理をして一語ずつ訳文を生み出しているので、人間ならしないような思わぬミス(表現のゆれや数値のミスなど)が発生します。

このため、少なくとも現段階では、機械翻訳後に人間のチェックが欠かせません

今の技術が大幅に進歩しない限り、今後も当面はこのチェックが必要でしょう。

ですので、少なくとも一部の分野では翻訳は確実に残りますし、それ以外の分野でも人間による作業はなくならないでしょう。

ただ、時代の変化とともに作業の内容や量は変わる可能性はありますので、しっかりと情報収集して時代の変化に備える必要はあります。

まとめ

この記事では、翻訳者の仕事や働き方について、ざっくりと説明してきました!

わたしは子育てをしながら翻訳者を10年以上続けていますが、「この仕事でよかった!」と思うことがよくあります。

翻訳者に興味ある方、これから翻訳者になりたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください!

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