この記事では、翻訳者になる方法を、翻訳経験7年超のプロ翻訳者がお教えします!
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- これから翻訳者になりたい人
- 翻訳学校に通っている人
- 翻訳の勉強をしている人
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翻訳者になる方法
翻訳者になるには、主に次の4つのルートがあります。
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派遣会社に登録する
企業に就職する
クラウドサービスで仕事を請ける
トライアルを受けて合格する
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それでは、1つ1つ解説していきましょう!
派遣会社に登録する
リクナビ派遣やen派遣などの派遣会社に登録して、翻訳の仕事を紹介してもらう方法です。
近頃は、派遣とはいえ在宅の仕事も出てきているので、フリーランスの翻訳者と同じように自宅で派遣のお仕事をするということもできます。
求人の幅も広く、どちらかというと英文事務よりのもの、英文事務と翻訳の両方を担当するもの、翻訳のほかに通訳まで担当するものなどいろいろです。
時給は大半が1000円台後半ですが、求められるスキルが高いものの場合は時給が3,000円近くになるものもあります。
派遣のいいところは、未経験でも応募できる求人があり、かつすぐに仕事につながるところです。
通常翻訳の仕事を始める場合には実務経験が求められることが多いので、未経験でも挑戦できるのは嬉しいですね!
また、あくまで時間給で支払われるので、考えられないほど安い単価で働くということもありません。
[st-kaiwa1]はじめてでも応募できるのは助かるわ[/st-kaiwa1]
企業に就職する
リクナビNEXTやマイナビ転職などの転職サイトから求人を見つけて応募する方法です。
今回の記事を書くにあたって、どんな求人があるのかをいろいろ調べてみました。
が、派遣と違ってやはり正社員案件で、しかも翻訳のみというのはかなり少ない印象でした。
2021年2月3日検索時点の求人
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リクナビ:該当求人16件
マイナビ転職:該当求人10件
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[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]マイナビ検索結果画面[/st-minihukidashi]
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]リクナビNEXT検索結果画面[/st-minihukidashi]
地域の絞り込みはしていないので、地域で絞るともっと少なくなる可能性があります。
しかも、該当求人としてヒットしたものも、翻訳のみの案件ではなく、翻訳/通訳の両方を担当するものだったり、カスタマーサポートやコーディネーターだったりします。
また、ガチの翻訳案件だと大抵翻訳経験必須となっており、実務経験のない人にとってはハードルが高いかもしれません。
クラウドサービスで仕事を請ける
クラウドワークスやランサーズに掲載されている仕事に応募して仕事を獲得する方法です。
最初にいっておきますが、このスタイルの働き方はオススメしません。
というのも、相場に対して単価が極端に安く、安いだけならまだしも発注者側に良識や納品物を正当に評価する能力がないことが多く、納品物に対していわれのないクレームを受けたり、代金を支払ってもらえないことがあるからです。
なんとかして少しでも実務経験を積みたいというのであれば止めはしませんが、いずれにせよ早々に他の働き方を見つけることをおすすめします。
最近では同様に、オンライン翻訳というサービスも出てきています。
代表的なものとしては、Gengoやスピード翻訳などがあります。
プロの目から見れば、これも同様に翻訳者が疲弊するだけの働き方です。
また、長期的に見れば、こうした「安いだけ」のサービスは早晩AIに代替されてしまうので、翻訳者として長く働きたいのであれば、きちんと実力がつきそれが評価につながる働き方をしたほうがよいでしょう。
[st-kaiwa1]中長期的にキャリアを積み上げるなら、クラウドサービス以外を探した方がよさそうね[/st-kaiwa1]
トライアルを受けて合格する
翻訳会社の求人に応募し、翻訳会社が要求してくる「トライアル(実技試験)」に合格して仕事をもらう方法です。
世の中のいわゆる「プロ翻訳者」の大半はこのスタイルで働いています。
私もこのスタイルです。
このスタイルのいいところは、働く場所や時間に縛られないことです。
また、働けば働くほど収入を伸ばすこともできます。
ただ、駆け出しの頃は特にそうですが、あくまで翻訳会社からの「依頼ベース」で仕事をするので、声がかからなければ開店休業状態が続くこともあります。
また、昨今は納品物に対して翻訳会社さんからのフィードバックが得られることがほぼないので、自分の翻訳がよかったのか悪かったのか、今声がかからないのは以前に納品した案件でとんでもない失敗をしたからなのかそれとも単なる偶然か、といったことが全く分からないというデメリットがあります。
つまり、このスタイルで働くのであれば、常に勉強会に参加するなどして自分で積極的に実力を磨き続ける必要があります。
翻訳者になるには結局どのルートがいいの?
個々人が置かれた状況にもよりますし、色々な意見があるかとは思いますが、未経験の方が初めて翻訳の仕事を始めるのであれば、私は派遣をおすすめします。
理由は以下の通りです。
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クラウドサービス:疲弊するだけで実力がつかない
正社員:未経験だと応募できない求人が多い上、そもそも求人自体が少ない
トライアル:未経験だと応募できない案件が多い上、なかなか合格できない
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こう考えると、比較的未経験でも間口の広い派遣で一定期間経験を積み、働きながら正社員案件を探すか、トライアルに挑戦する方法がよいのではないでしょうか。
まとめ
翻訳者になるための4つの方法:
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派遣会社に登録する
企業に就職する
クラウドサービスで仕事を請ける
トライアルを受けて合格する
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未経験の方には派遣会社への登録がオススメ!
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