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【え?まだ入ってないの?】翻訳者向け業界団体|加入のメリットや特色・会費を徹底解説!

翻訳者は在宅で一人で作業をすることが多いもの。

だからこそ、積極的に情報収集していかないと、業界の流れから取り残されてしまいます!

以前、別記事で翻訳者コミュニティについて紹介しましたね!

 おすすめの翻訳者コミュニティ

翻訳者向けコミュニティは、有志の翻訳者が発起人となって立ち上げた、翻訳者同士がゆるくつながれる場所のことです。

情報をざっと集めるだけならコミュニティでも十分ですが、業界団体に加入すると情報収集のほかにもいろいろなメリットがあります!

この記事では、主な翻訳者向け業界団体4つと、そのメリットや会費について解説しています。

業界団体について全く知らない!という方はぜひ読んでみてくださいね!

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目次

翻訳者向けの業界団体とは

翻訳者向けの業界団体とは、その名のとおり「翻訳者を対象とした」団体のことです。

メンバー同士がゆるくつながる「翻訳者コミュニティ」との違いは、主に次の6点です。

翻訳者コミュニティと翻訳者向け業界団体の違い
  1. 組織体制がしっかりしている
  2. 定期的にイベントやセミナーを主催している
  3. 独自の検定などを実施している
  4. 顧客からの信頼につながる
  5. 仕事の依頼につながることがある
  6. 会費がかかる

1つずつ解説していきます!

組織体制がしっかりしている

翻訳者コミュニティには、「主催者」はいますが、体系だった組織というものはありません。

一方で、業界団体には、きちんとした組織体制が存在します。

団体全体の活動を統括したり監督したりする理事会や、専門的な活動を計画・実施するための委員会などがあり、理事の選任には会員の投票や賛同が必要であるなど、かなり会社などの組織に近い運営がされています。

ですので、突然活動が説明もなくストップしたり、急に解散することがないため、参加者は安心して加入できるというメリットがあります。

定期的にイベントやセミナーを主催している

業界団体では、理事会や各委員会で、活動が月単位・年単位で計画的に立案・準備されています。

このため、定期的にイベントやセミナーが開催されていたり、会報が届いたりと安定した運営がおこなわれています。

以前はセミナーやイベントはオフラインでの開催が多く、地方在住者にはあまりメリットがなかったのですが、コロナウイルスの影響で最近はオンライン開催が増え、地方在住者も問題なく参加できるようになりました

セミナーやイベントの開催頻度はあらかじめ各団体のウェブサイトから確認できるので、どれくらいの頻度で開催されているのか確認してから入会するのをオススメします。

※ただ、最近はコロナウイルスの影響で活動が減っている団体もあります。

独自の検定などを実施している

翻訳者向け業界団体のいくつかは、翻訳者向けの検定を定期的に開催しています。

このような検定は、業界団体に加入していなくてももちろん受験することができます。

ただ、入会していると受検料が割引になることが多くオトクです!

受検料やイベント参加費(こちらも会員は割引になることが多い)の割引額と年会費をよく比較して、入会を検討するといいでしょう。

顧客からの信頼につながる

業界団体に加入していると、次のような場面であなたの信頼性がアップします。

  • 翻訳会社のトライアルを受けるとき
  • 正社員/派遣などの求人に応募するとき
  • クラウドソーシングなどのサイトにプロフィールを載せて仕事を待つとき

どういうことかちょっと解説しましょう。

たとえばあなたが家の修理をお願いしたくて大工さんを探していたとします。

ようやく次のような2人が見つかったとき、あなたならどちらに頼むでしょうか?

Aさん:この道10年。資格や所属団体なし。
Bさん:この道8年。日本建築大工技能士会会員。

どうでしょう?

なんとなくBさんの方が信頼できそうな気がしませんか?

それは、職業団体に所属しているBさんの方が、「なんとなくすごそう」「スキルが高そう」に思えるからです。

これが職業団体の威力です!

たとえ「日本建築大工技能士会」が何たるかを知らなくても、そこに入っているだけで「なんとなくそこが定める基準を満たしているような気がする=安心」だと感じますよね?

翻訳でも同じことが言えます。

例えお金を払えば入れるような団体であったとしても、お客さんは何らかの業界団体に所属しているだけで、あなたに一定のスキルがあると考えて安心します。

特に書類審査などで他の候補者と比較されるような場面では、経歴によほどの差がない限り、あなたの方が有利になる可能性は高いでしょう(スキルがないと後のトライアルで落ちる可能性はもちろんあります)。

お客さんの信頼感を手軽に得たい人や、他の候補者と少しでも差をつけたい人。

こんな人には業界団体はオススメです!

仕事の依頼につながることがある

業界団体のほとんどは、独自の翻訳者リストを用意しています。

翻訳者リストとは?

翻訳者のプロフィールが掲載された翻訳者データベース。
その団体に所属している翻訳者のデータのみが掲載されており、たいてい外部に公開されています。

企業や翻訳会社が翻訳者を探すとき、このデータベースを利用することがあります。

なので、このデータベースに掲載するプロフィールを充実していれば、企業から声がかかることがあります。

仕事を獲得するルートを増やしたい方には超絶オススメです!

わたしも登録している業界団体のデータベースから、何度も仕事の依頼が来ています!

会費がかかる

翻訳者向けのコミュニティは無料のことがほとんどですが、業界団体はたいてい会費がかかります

具体的な金額は、次の項目で解説しますが、通常1万円~です。

きちんとしたサービスが受けられますし、イベントや検定で割引もあるのであながちソンとは言えません。

受けたいサービスや割引と、会費のバランスをよく考えて入会してね!

こんなにある!翻訳者向け業界団体

ここからは、具体的な業界団体の説明に入ります。

ここでは、わたしが厳選したオススメ上位4団体について解説していきます。

最初はどれか1つに入り、他の団体も気になったら追加で入会してみるのがオススメです!

個別の解説に入る前に、まずはざっと各団体を比較してみましょう。

スクロールできます
団体名会員の種類会員数検定試験イベント定期刊行物会費
日本翻訳連盟(JTF)法人/個人法人会員200
個人会員484名
ほんやく検定JTF翻訳祭
JTFジャーナル入会金10,000円
年会費10,000円
日本翻訳者協会(JAT)個人700名強
(2018年11月時点)
なしIJETなし1年10,000円
2年18,000円
日本翻訳協会(JTA)個人不明JTA公認翻訳専門職資格試験なしなし年会費6,500円
一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)法人/個人法人59
個人77名
なし年次大会「機械翻訳」入会金1,000円
年会費5,000円
翻訳者向け業界団体の比較
注:金額はすべて個人会員向け。学割がある団体もあるが、ここには記載していません。

それでは1団体ずつみていきましょう!

日本翻訳連盟(JTF)

日本翻訳者連盟

JTFとは?

JTFは、「日本翻訳連盟」のことです。

JTFのウェブサイトでは、JTFについて次のように説明されています。

JTFは翻訳に関わる企業、団体、個人の会員からなる産業翻訳の業界団体です。

1981年4月に任意団体として創立し、1990年9月に経済産業省より許可され公益法人となりました。

公益法人制度改革に伴い、2012年4月に内閣府の認可を受けて一般社団法人へ移行しました。

国内最大の業界団体であり、個人翻訳者だけではなく翻訳会社も参加しているのが特徴です。

会員数は、法人200社、正会員484名と600名を超えています。

JTFの特色

JTFは業界最大規模の団体であるだけあって、活動もかなり活発です。

ここでは、特色ある活動をいくつか紹介します。

翻訳祭

JTFでは年に1回、「翻訳祭」と呼ばれる翻訳者&翻訳会社向けのイベントが開催されます。

翻訳祭には、毎年「国内にこんなに翻訳者がいたのか!」と驚くほど翻訳者が参加し、めちゃくちゃ盛り上がっています!

企画段階から翻訳者が参加しているので、翻訳者にとって有益なセミナーが充実しており、スキルアップに最適です。

翻訳祭には翻訳会社も参加しています。

翻訳会社向けの会場にブースが設置されているのでそこで積極的に売り込めば、後日トライアルの流れになることもよくあります。

セミナー

JTFでは定期的に翻訳者・翻訳会社向けのセミナーが開催されています。

だいたい月に1回のペースですが、コロナの影響で2020年はややペースが落ちていました。

  • 過去のセミナー内容はこちらから確認できます。興味のある方はご覧ください!

以前は東京や大阪での開催が多く、地方移住者は参加がむずかしかったのですが、コロナ以降はオンライン開催になり、地方移住者も無理なく参加できるようになりました!

ほんやく検定

JTFは「ほんやく検定」という翻訳者向けの検定試験を実施しています。

開催は1月と7月の年2回で、初級者向けの「基礎レベル:5級・4級」と、実務経験者向けの「実用レベル:英日翻訳・日英翻訳」の2種類があります。

実用レベルの1級・2級に合格した場合は、日本翻訳連盟の法人会員である一部の翻訳会社でトライアルが免除されたり、トライアル受験要件が緩和されたりします。

また、JTFの定期刊行物やウェブサイトの「検定合格者リスト」に掲載されるので、それを見た翻訳会社から仕事を獲得する道が開けます。

 ほんやく検定についてくわしくはこちら!

定期刊行物

JTFでは2ヵ月に1回、定期刊行物「JTFジャーナル」が発行されています。

この冊子には、業界の動きや最新ツール情報、イベント報告などが掲載されていて、わたしもとても参考にしています。

業界紙らしく非常に密度の濃い情報が掲載されていて本当に役に立ちます!

2020年末までは紙版の冊子が送られてきていましたが、2021年1月からウェブに完全移行しています。

ウェブ版は、会員でなくても誰でも読めるので、興味がある人はぜひ覗いてみてくださいね!
→JTFジャーナルのウェブ版はこちら

JTFの会費

JTFの会費は次のとおりです。

入会金10,000円(1口)
年会費10,000円(1口)
JTFの会費

ちなみに、会員になることで割引になるサービスは次の4つです。

スクロールできます
サービス名非会員会員割引額
JTF翻訳祭6,600円3,300円3,300円
セミナー5,500円2,750円2,750円
セミナーDVD6,600円3,300円3,300円
ほんやく検定(実用レベル)11,000円8,800円2,200円
JTF会員が受けられる割引サービス

割引になるサービスが多いので、場合によってはすぐに会費のもとが取れちゃいます!

入会の際には、利用予定のサービスとその割引額、そして入会費をよく比べて検討してくださいね!

JTF会員になるメリット・デメリット

では、JTF会員になるメリットやデメリットは何でしょうか?

長年会員をしているわたしが本音をぶっちゃけます!

メリット

JTF会員のメリットは、主に次の4つです。

  1. 信頼性抜群!
  2. 翻訳者リストから仕事の依頼がくる!
  3. なんだかんだ割引が多い!
  4. 業界調査(翻訳白書)のレポートが見られる!

1つずつ説明しますね。

信頼性抜群!

JTFは業界内でもかなり名前の知れた有名な団体です。

個人の翻訳者ではどの程度知られているか分かりませんが、翻訳会社はおそらくかなりの割合で知っているのではないかと思います。

なので、翻訳会社に応募するとき「JTFに登録している」と書くと、それだけで信頼度がアップします!

少なくとも、昨日今日始めたモグリの翻訳者ではないことは分かってもらえるハズです。

この信頼性がJTFの一番の魅力です!

翻訳者リストから仕事の依頼がくる!

JTFには、会員翻訳者のプロフィールが登録された「翻訳者リスト」があります。

この「翻訳者リスト」ですが、翻訳会社に限らず、国内外の「翻訳者を探している」企業にも利用されているようで、このリスト経由で度々仕事の問合せが来ます

翻訳会社ではない一般企業からの問合せなら、「直取引」ができるまたとないチャンス!

実際わたしもこのリスト経由で地元企業から問合せが来て、「直取引」に発展しました。

取引先獲得の幅を少しでも広げたいなら、JTFはかなりオススメです!

なんだかんだ割引が多い!

JTFの会員になると、何かと割引を受けられます。

セミナー1回で2,750円、ほんやく検定1回で2,200円、翻訳祭で3,000円の割引なので、複数イベントに参加すればすぐにもとは取れてしまいます

今ならセミナーも全国どこからでもオンラインで受けられるので、地方在住者でも十分もとはとれますよ!

業界調査(翻訳白書)のレポートが見られる!

JTFは、翻訳会社と翻訳者の両方が参加している日本最大級の業界団体です。

ですので、この立場を活かして数年に1回業界調査を実施しています。

この調査でできあがってくるのが、このサイトでも度々紹介している「翻訳白書」です。

回答者数が極めて多く、業界の実態をかなりよく反映している白書なので、業界の現状やトレンドを把握するのにとても役立ちます

翻訳白書は会員しか見られないので、見たい方はぜひ入会してください!

ちなみに、入会すると過去分(2004年分まで5回分)までさかのぼって見られますよ!

デメリット

JTF会員になるデメリットですが、実はこれといって見当たりません

JTFのサービスに不満なところはいくつかあります。

たとえば・・・

  • セミナーDVDの質がイマイチ
  • 定期刊行物は紙の方がよかった(2021年からWEB版に移行)・・・

などです。

でも、「入って損をした」と思うようなことは特に思い当たりません

以前は割引率がそれほど大きくない時代、セミナーがオフラインのみの時代があり、その時は不満に感じていましたが、最近はサービスが改善され、こういった不満もなくなりました。

年会費分のもとは十分に取れるサービスなので、すべての翻訳者に自信を持ってオススメできます!!

日本翻訳者協会(JAT)

続いてJATです。

JATは「日本翻訳者協会(Japan Association of Translators)」の略です。

翻訳者のための情報交換の場を設け、それによって翻訳の品質を向上させ、翻訳をさらにやりがいのある仕事へ高めることを目的に、1985年に設立されています。

2018年11月の時点での会員数は700名強でした。

JATの特色

JATはJTFとは違い、個人の翻訳者が組織する団体です。

なので、参加できるのは個人の翻訳者・通訳者のみで、法人は参加できません

JATの主な活動は次のとおりです。

英日・日英翻訳国際会議IJET)

JATでは、1990年から毎年1回、IJETと呼ばれる大きな国際会議が開かれています。

日本と英語圏の国で毎年交互に開催され、国内の開催場所も九州から東北まで広範囲におよびます。

翻訳者が一堂に会するセミナーだけあって、盛り上がりも相当なものです。

開会式の前日に開かれる前夜祭を含めると、なんと全日程は3日間にもおよぶんですよ!

世界中からたくさんの翻訳者が集まり、密度の濃いセミナーが開催される、いわば翻訳者のお祭りです!

セミナー

JATでも、さまざまなイベントが開催されます。

JAT会員が主体となって自分の持っている知識を公開することもあれば、外部講師を招くこともあります。

開催は不定期で、月に1回程度開催される時期もあれば、次回開催まで間が空くこともあります。

以前はオフラインでのセミナーが中心でしたが、コロナを機にオンラインでの開催が増えています

スキルアップ

JATでは、会員にスキルアップの機会が提供されています。

主なものは次の2つです。

  • 新人翻訳コンテスト
  • e塾

新人翻訳コンテストは、実務経験3年未満の翻訳者が応募できるコンテストです。

非会員でも参加できます。

受賞者には、I-JET開催地までの交通費や、最寄りホテルの宿泊代が提供されます

e塾は、オンライン上で翻訳スキルの向上ができるトレーニングプログラムです。

年に1回1~2ヵ月間開催されており、募集は例年春頃に始まります。

ベテラン講師3名の指導を受けられるのに費用は無料というとてもありがたいサービスです。

基本的には、プロになってから2年以内の翻訳者(まだプロデビューしていなくてもOK)が対象です。

アンソロジー発行

JATでは、「翻訳者の目線」という冊子を毎年1回発行しています。

日本人だけでなく、海外の翻訳者がそれぞれの立場から意見や持論、これまでの経験から考えたことなどを発信しており、とても面白い読み物になっています。

会員にならなくても読めますが、寄稿は会員限定なので、ぜひ自分も書いてみたいという方は会員になってください!

 JATアンソロジーはこちら(2020年版)

JATの会費

JATの会費は1年単位、2年単位のいずれかで支払うことができます。

2年単位でまとめて支払えば、1年×2回で支払った場合よりも2,000円安くなります

具体的な費用は次のとおりです。

1年分10,000円
2年分18,000円
JATの会費

JAT会員になると、IJETの会費が割引になります。

2019年の場合、会員は非会員よりも50オーストラリアドル(日本円にして4,000円強[2021年3月のレート])安くチケットを購入できました(2020年はコロナにより中止)。

このほか、セミナーでもJAT会員は非会員の半額になります。

セミナーやIJETに積極的に参加したい!という方は入会がおトクです!

JAT会員になるメリット・デメリット

それでは、JAT会員になるメリットやデメリットはどうでしょうか?

わたしはJATにも長年はいっているので、会員の目線からお伝えしますね!

メリット

JAT会員になるメリットは、

  • 会員同士の横のつながりができやすい
  • 過去セミナーの内容が動画で見られる!

ことです。

JATは翻訳者が主体となっている団体であるだけあって、翻訳者同士の横の繋がりを大切にしています

コロナ以前は地域ごと(東京/大阪/仙台など)に忘年会や夏祭りがあったりして、わたしも5~6年前(まだ東京に住んでいたとき)に参加しました!

普段めったに出会わない同業者に会えるのはめちゃくちゃ貴重な機会!

ディープな翻訳話をしたり、仕事の疑問を聞いてもらったり、とても有意義に過ごせました。

そのほか、セミナーの過去動画が見られるのも会員ならでは!

特にわたしのように子どもがいると、なかなか土日のイベントは参加できないですよね。

そんなときもアーカイブ動画があれば、時間のあるときにいつでも視聴できるので本当に助かります。

デメリット

JAT会員のデメリットは、活動内容に対してやや会費が高いと感じることです。

JATはJTFほど頻繁にセミナーが開催されているわけではなく、特にわたしのように経験年数が5~6年を超えてくると、セミナー以外にメリットのあるサービスが少ないと感じます。

IJETの割引も5,000円程度だし、どうしても年会費分のもとを取るのはむずかしいです

以前はオフラインでの活動もあったので入っている意義はありましたが、オフラインでの活動が少ない今、ちょっともったいないかなと思わないでもない・・・というのが正直なところです。

とはいえ、IJETは今後も参加&応援していきたいですし、JATに加入していることで顧客からの信頼もあがります

今後の活動に期待しつつ、もう少し会員を続けていきたいなと思っています!

日本翻訳協会(JTA)

JTA(日本翻訳協会)は、翻訳の水準を高めることや、翻訳者を支援してその自立を促進することを目的として設立された団体です。

主な活動はJTA公認翻訳専門職資格試験という試験の実施ですが、このほかにもセミナー開催や情報提供をおこなっています。

JTAの特色

JTA公認翻訳専門職資格試験の実施

JTAは、JTA公認翻訳専門職資格試験という翻訳の資格試験を実施しています。

JTA公認翻訳専門職資格試験は翻訳スキルを総合的に判定する試験で、以下の4種類の試験科目があります。

1)翻訳文法技能試験
2)翻訳IT技能試験
3)翻訳マネジメント技能試験 
4)翻訳専門技能試験

4科目のテストすべてに合格し、翻訳実務経験2年の実績審査に通過すると、「JTA 公認翻訳専門職(Certified Professional Translator)」に認定されます。

試験は3ヵ月に1回、年に4回実施されており、インターネットで在宅受験することができます。

 JTA公認翻訳専門職資格試験についてはこちら!

セミナー開催

JTAではセミナーが不定期に開催されています。

検定試験の試験対策セミナーの場合もありますが、実務翻訳に役立つ内容のセミナーや出版翻訳に関するものもあり、幅広いテーマを取り扱っています

JTAの会費

JTAの会費は次のとおりです。

入会費無料
年会費6,500円
JTAの会費

JTA会員が受けられる割引を下の表にまとめました!

スクロールできます
サービス名非会員会員割引額
JTA公認翻訳専門職資格試験 1科目受験5,500円4,100円1,100円
JTA公認翻訳専門職資格試験 2科目受験11,000円8,800円2,200円
JTA公認翻訳専門職資格試験 3科目受験16,500円13,200円3,300円
JTA公認 ビジネス翻訳能力検定試験7,700円6,000円1,700円
セミナー2,100円1,600円500円
JTA会員が受けられる割引サービス


会費が比較的他の団体よりも安いため、セミナーや資格試験の科目を複数受けるとすぐにもとは取れそうですね!

JTA会員になるメリット・デメリット

実はわたしはJTAに入った経験がありません。

ですので、今回はJTAのホームページを「実際に入るとしたらどうか」という目線でチェックしてみました。

その結果をお伝えします!

メリット

各種割引が受けられる!

JTA会員になる最大のメリットは、やはり資格試験やセミナーを受けたときに割引があるということです!

特にJTA公認翻訳専門職資格試験は、3科目の受験で16,500円もかかるので、割引制度があるのはありがたいですね。

この資格を取ろうと思うと、一般受験の場合4科目で24,200円かかります。

会員だと19,200円と5,000円引きになるので、資格取得を考えている人は入会してみるのもアリだと思います。

デメリット

一方でデメリットは、JTA公認翻訳専門職資格試験とセミナーの割引以外にあまり役立ちそうなサービスがないことです。

会員になると、「The Professional Translator」という情報コンテンツがウェブ版で見れるようですが、ぱっと見た感じそれほど内容が充実している様子はありませんでした。

求人情報があるわけでもなさそうなので、これならアメリアで十分かなとも思ったり・・・。

 アメリアについてくわしくはこちら!

翻訳会社の知名度も高くないので、入会することで顧客からの信頼性がどの程度あがるのかも分かりませんでした。

個人的には、JTA公認翻訳専門職資格試験を受けたい方にはオススメしますが、それ以外の場合はさほどムリして入る必要はないかなという印象を受けました。

一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)

AAMT(一般社団法人アジア太平洋機械翻訳協会)は、機械翻訳システムの開発・改良・啓蒙・普及を通じて機械翻訳の発展に努める目的で活動している団体です。

2021年3月現在で、59の法人と77名の個人会員が参加しています。

AAMTの特色

年次大会

AAMTでは、例年秋~冬に年次大会が開催されています。

年次大会では、機械翻訳に関する最新の知見について発表・議論されるので、機械翻訳やそれを取り巻く動きがとてもよく分かります

2020年はコロナの影響でオンライン開催されたので、地方在住者でもリアルタイムで視聴することができました!

ジャーナルの発行

AAMTでは、半年に一回「機械翻訳」というジャーナルが発行されています。

機械翻訳に関する論文や解説が掲載されているので、非常に参考になります。

ジャーナルは非会員でもAAMTのウェブサイトから確認できますよ!

AAMTの会費

AAMTの会費は次のとおりです。

入会費(1口)1,000円
年会費(1口)5,000円
(学生は学生会費1,000円)
AAMTの会費(個人会員の場合)

ちなみにAAMTの年次大会の参加費は次のとおりです。

スクロールできます
非会員AAMT会員割引額
AAMT年次会費参加費3,000円無料3,000円

年会費が5,000円なので、完全にもとを取れるとはいえません。

ただ、入会しておくと顧客から「業界の動向に敏感な人」として信頼してもらえること、また最新情報や業界情報についてのメルマガが届くことを考えると、入っておいて損はないと思います。

AAMT会員になるメリット・デメリット

では、AAMT会員になるとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

順番に見ていきましょう!

メリット

機械翻訳の最新情報がわかる!

「機械翻訳の研究開発者、製造販売者および利用者の3者で構成されており」とウェブサイトにも書かれているとおり、AAMTには機械翻訳の開発者、それを利用する企業(翻訳会社)、そして利用者(翻訳者)が参加しています。

機械翻訳を実際に開発している人と、それを利用している人が一同にあつまる場であるため、機械翻訳について活発な議論がおこなわれており、機械翻訳の動向や最新情報が入手できます。

機械翻訳は今後翻訳を続けていくうえで、目を離せない技術です。

AAMTはその最新情報が手に入る場であり、加入しておくことには大きなメリットがあります。

メルマガが届く!

AAMT会員になると、AAMTが発行しているジャーナルの公開情報はもちろん、その他関連団体のイベント情報についてもお知らせが届きます。

中にはとても興味深いものや、アメリアではカバーしていない情報もあるので、個人的にはかなり役立っています。

デメリット

AAMTのデメリットは、「活動が少ない」ことです。

AAMTが主催で開催するイベントは年に1回の「年次大会」しかなく、そのほかはジャーナルの発行のみです。

非常にニッチな分野を取り扱っているので活動が少ないのは仕方がないとは思いますが、ちょっと寂しい感じがします。

また、企業の開発者や研究者が多いのでむずかしい話が多く、翻訳者同士の横の繋がりもあまりできません

基本的には「機械翻訳に関する情報収集」以外の期待はあまりしないほうがいいでしょう

まとめ

翻訳者は基本的に孤独です。

孤独であるがゆえに、誰かとつながったり情報を得たいと思ったときには、自分から積極的に動かないといけません

このときに役立つのが、今回紹介した翻訳者向け業界団体です!

この記事で紹介したように、各団体にはそれぞれ特徴がありましたよね?

まずは自分が今何を求めているかをはっきりさせて、それに合う団体に入るのがオススメです!

たとえば・・・

「翻訳者同士のつながりがほしい」→JAT
「機械翻訳についてくわしく知りたい!」→AAMT
「仕事の獲得ルートを増やしたい」→JTF

というイメージ!

ここで紹介した団体は、上手く使えばどれも年会費のもとが取れるコスパのいいものばかりです。

ぜひ上手に使ってスキルアップに役立ててくださいね!

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